筋トレ後の飲酒がNGな4つの理由とは?
ビールや日本酒、焼酎などお酒が好きな方にとって、運動後の一杯は最高でしょう。
ぐっとお酒を飲み干すことを考えて、筋トレや運動に励んでいる方もいるのではないでしょうか。
しかし、筋肉をつけるために体作りをする際は、アルコールの摂取を控えたほうが良いといわれています。
筋トレとお酒、一見関係のないように見えますが一体どんな関わりがあるというのでしょうか。
効率の良い筋トレを続けていくためにも、お酒と筋トレの関係性を詳しく知っておきましょう!
筋トレ時にお酒を飲んではいけない理由
1. 筋肉の成長が妨げられる
男性ホルモンの1つであるテストステロンは筋肉の成長を促し、大きく発達させる働きがあります。
しかしお酒を飲むと、このテストステロンの働きを阻害し、筋肉の成長を妨げてしまうのです。
これではせっかく筋トレをしても、思ったような結果が期待できなくなってしまいます。
2. 筋肉が分解されてしまう
お酒を飲むと、コルチゾールという物質の分泌量が増加します。
このコルチゾールはストレスホルモンと呼ばれ、筋肉を分解する作用があるもの。
つまりお酒を飲むと筋肉が分解されてしまうので、せっかく鍛えた筋肉が減り、筋トレが無駄になってしまう恐れがあるのです。
3. 筋肉痛になりやすくなる
筋肉の成長や回復が妨げられるということは、同時に筋肉痛になりやすくなることを意味しています。
また、筋トレ後の疲労感を招くことにもつながるので、痛みや疲れが残りやすくなり、筋トレを続けていくこと自体困難になってしまいます。
4. 内臓に負担をかける
お酒を飲んで体内に取り込まれたアルコールは肝臓で分解されます。
つまりお酒を飲むと、知らず知らずのうちに肝臓に負担をかけてしまうのです。
そして、筋トレ時はお酒を飲んでいなくても、体の回復のために内臓に負担をかけています。
そこにお酒をプラスすると結果的に内臓のオーバーワークとなり、健康を害する恐れがあるのです。
それでもお酒が飲みたい場合は……?
・筋トレを休む日に飲む
お酒が好きな方にとって、筋トレ開始と同時に禁酒をするのは少々ハードルが高いものですよね。
適量の飲酒は心身の緊張を和らげてくれるので、日々の疲れやストレス解消の効果も期待されています。
そのため、お酒を完全に断つのではなく、筋トレをする日だけは飲まないという習慣を身につけましょう。
ただし、飲みすぎには注意が必要です。
また、お酒を飲むのなら糖質の少ない蒸留酒がオススメです。
・ビタミン、ミネラルを摂取する
アルコールが分解されるときには、多くのビタミンやミネラルを消費します。
普段からバランスの良い食事を心掛けて、ビタミンやミネラルが不足しないように気を配ってください。
食事だけで十分に補えない場合には、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントを上手に活用していきましょう。
大人になると、会社や知人との付き合いや接待などでどうしてもお酒を飲まなければならないこともありますよね。
筋トレをするから一切のお酒を断つのではなく、筋トレとお酒の関係をきちんと理解して、上手な付き合い方をしていくことが大切なのです。
美しく筋肉のついた体を手に入れるためにも、計画的な筋トレを行っていきましょう。
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