水泳には筋トレ効果がある?水泳のメリットとは
デートや子供の遊びとしてイメージが浸透している水泳ですが、実は全身の筋肉をつかうことからダイエットや筋トレにも最適と言われています。
引き締まった全身を手に入れて、健康的に痩せたいならぜひ水泳をトレーニングに取り入れてみてはいかがでしょうか?
今回は、水泳の持つ筋トレ効果についてご紹介します。
水泳で使用している筋肉は?
水泳は泳ぐ際に腕、足、お腹と全身を使うため、全身の筋肉が鍛えられる運動であると言っても過言ではありません。
例えば、水泳選手の肉体はきゅっと筋肉が引き締まって、全身が見事に鍛え上げられていますよね。
水泳は手で水をかいたり、バタ足を行うことから手足の筋肉を増強できると考えがちですが、首や背中、腹筋などの筋肉も同時に刺激されます。
人間の体を構成している筋肉は、運動の際に単独で機能しているとは限りません。
たとえば、腕で水をかこうとする動きは肩甲骨や骨盤に連動しています。
水泳を行うことで、普段は使用していない全身の筋肉を刺激する効果が期待できるのです。
特に背筋や腕周り、足の後ろ側などの筋肉は普段使用されないことも多いので、効率的に筋肉を鍛えることができますよ。
水泳で効率よく筋肉を鍛えるコツとは
水泳というとスピード重視でバシャバシャと動くイメージがありますが、筋肉を鍛えたいならゆったりとした動作で水泳を行うのもおすすめ。
効率的に筋肉に負荷を与えることで、有酸素運動の効果が出て脂肪を燃やすこともできるのです。
筋肉は酸素を多く使わない無酸素運動で鍛えられることが知られていますが、水泳の方法を変えるだけで運動の強度が変わって筋肉を効果的に刺激できるようになります。
筋トレ効果を得たいなら、平泳ぎでもクロールでも自分の得意な泳ぎ方で構わないので、できるだけ息をつかずに長い距離を泳ぐようにしましょう。
そして水泳での筋トレで何より大切なのが、「時間」に気を付けることだと言われています。
筋肉だけでなく体全体に適度な負荷を与えるには、短時間ではなくある程度の時間継続して水泳を続ける必要があるのです。
ウォーキングなら約1時間、クロールなどの泳ぐ運動でも30〜45分は継続して行ってくださいね。
もちろん初めのうちはムリをせず、自分の体調や体力と相談して徐々に時間を伸ばしていくといいでしょう。
ケガに用心! 水泳を始める前の注意点
水泳の運動量は他の運動に比べても多く、消費カロリーが大きいことが特徴です。
年齢や体重によって消費カロリーは異なるものの、1時間クロールで泳ぎ続けると約800〜1000キロカロリーを消費することができるといわれています。
そのため、普段から運動をしていない人が急に水泳をたくさん行うと、足がつってしまったり肉離れが起きることもあるので要注意。
水泳を行う前にはしっかりと準備運動をし、あまり運動をし慣れていないという人は無理をせずに水の中での動きに慣れるまで水中歩行やゆったりとした水泳から始めましょう。
水泳後は、ストレッチやマッサージなどで筋肉をほぐしてあげると筋肉が疲労から立ち直りやすくなり、けがの防止につながります。
老若男女問わずチャレンジできる水泳は、関節にも負荷のかかりにくい筋トレには最適のスポーツです。
引き締まった全身を手に入れるためにも、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
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